クリスマスマジック〜キス・Kiss・xxx〜



履き慣れているヒールでもふらつくくらいお酒を飲んで倒れそうになるわたしの右腕を掴む力強い腕。


間宮のくせに……力がある。


わたしより細いくせに。


年下のくせに……。



「間宮、あんた、後悔してるでしょ?」


「何がですか?」


「わたしの付き添い係になったこと!」


「つか、分かってんならそんなに飲まないで……って」



間宮が頭を押さえる。










< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop