クリスマスマジック〜キス・Kiss・xxx〜



酔った勢いというか……間宮の頭を叩いてしまった。


この時は何となく理性が戻って、立ち止まる。



「亜希さん?」



叩いたことに怒ることはなく、間宮が不思議そうにわたしを見る。



「ごめん……」



決して間宮に迷惑をかけたいわけじゃない。


こんなわたしでもちゃんと一緒にいてくれてることがうれしくて……。



間宮と二人でいられることがうれしくて……。








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