クリスマスマジック〜キス・Kiss・xxx〜
「亜希さん、せっかくだし、クリスマスプレゼント……ほしいんだけど?」
「はぁ? プレゼントねだるなんんて図々しい……」
「いいじゃん、減るもんでもないんだし……」
「いや、減るっ……」
わたしの言葉を遮るように間宮の唇が落ちてきた。
チュッと触れるだけの唇。
間宮の唇が……。
間宮の匂いが触れる。
「おーい、亜希さん?」
すぐに離れた間宮の唇からわたしを呼ぶ声が聞こえた。