年上王子様とのアリエナイ××②
そのためならば俺はどんな地獄にも落ちる事が出来る。
俺は君を愛してる。
たとえ
君を失う事になったとしても。
「榊、三橋に連絡を入れてくれ」
「かしこまりました」
「それとすぐに離婚届けの手配を」
「・・かしこまりました。それと。例の件調べました。
やはり翔様が睨んだとおり、中村龍は・・・」
「やっぱりな」
事態は最悪な展開を迎えてる。
それを心配してるかのように、月の明かりが寂しそうに輝いていた。