年上王子様とのアリエナイ××②
「これは罰だから感じるなよ」
クスッと笑うと喉に舌を這わせる。
そんな事言ったって
「んっ..やぁ」
自然に漏れる声、次第に熱くなっていく体。
「だから感じるなって言ってるだろ」
唇が離れたかと思えば再びチョコレートを舐め上げる。
執拗に、丁寧に。
「ん..翔さ、もう」
やめて、そう言いたいのに抵抗できないのは
このチョコレートの匂いのせい?
それとも旦那様のせい?
「大丈夫、全部食べてあげるからさ」
そう言うと今度はチョコレートを救った指先をあたしの口の中に入れた。
「んっ!」
苦しいけれど、次から次へと入って来る甘い液体に
もう意識が朦朧としてきて。
いつの間にかその甘さに酔いしれてる自分がいる。
「柚子、今すごいエロいよ」