勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜



裕と手を繋いで帰る道はいつでも新鮮でこれからも一緒に歩んで行きたかった


でも神様はそんな幸せさえも許してくれなかった…













「ケホケホッ」

「大丈夫か?」

裕が繋いでない方の手で背中をさすってくれる

最近空っぽい咳が多い


それになんか…体調が悪い日が続く


…まぁ風邪だよね

大丈夫大丈夫すぐ治るよね

この時ちゃんと病院に行ってたら私の人生は違ってたのかな…?

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