勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜
結局吐き気は止まってくれたけどだるさに襲われる
まぁしょうがない学校に行かなきゃ
家を出ると裕はもう家の前にいた
「ごめん!!お待たせ」
頭を下げ申し訳なさそうに謝った
「別にそれはいいんだけど紫苑なんか顔色悪くね?」
裕が心配そうに顔をのぞきこむ
昨日眠れなかっただけだし、それに裕に心配かけたくないから嘘をついた
「全然平気だよ!!気のせいだよ~」
・・なんて言ったけど、この時素直に言えば良かったなんて今更後悔してる