勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜



裕にはばれたくないから平気なフリしてるけど…


今倒れてもおかしくないってくらい

「紫苑ちょっと休んできな」

親友の羽菜があんまりにも真面目な顔して言うからちょっと怖かった

「何で?別に全然平気だよ?」

私は体調が悪いのがばれたく無いし…

真っ直ぐに見つめられてつい目を逸らしてしまった


そんな私の顔を羽菜は両手で羽菜の方に向けた

「何年友達やってると思ってんの?辛いなら辛いって言いな!とにかく一回体育館からでるよ」

羽菜は私の手を引き体育館を出た


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