勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜




顔をぐしゃぐしゃにして子供のように泣く私のことを

信矢は泣きやむまでずっと頭を撫でていてくれた








長い間我慢していた涙は止まることなく溢れた














ーーーーーーーーーーーーー……………






「もう平気だよ」



「そっか…良かった」


「うんありがとね」




こんなにも迷惑をかけた私にも信矢は優しい笑顔を向けてくれる









< 180 / 262 >

この作品をシェア

pagetop