勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜
「ほら…裕君の所に行きなさい
裕君ほとんど寝ずに紫苑の側にいたのよ
そんな最高な彼氏なんてなかなかいないわよ」
「…うん。私は幸せ者だね
大好きなお母さん。大好きな親友。
そして大好きな人に支えられてるなんて」
「そうね…。でもあなたを幸せにしてくれた人は
きっとあなたに幸せをもらった人達よ」
いつもの笑顔でお母さんは
「後悔だけはしちゃダメ
私はいつまでもあなたの幸せを祈っているわ」
私は頬に伝う涙を拭きお母さんに
「ありがとう」
を伝え部屋を出た