勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜



西岡から手紙を受け取った


「わざわざありがとな」


礼を言うと西岡はほんの少しだけほほえんだ



「今日はいい天気ね。あの子みたいな空…。」



空を見上げると雲一つなく晴れ渡る空


「あぁ紫苑みたいだ」


空を見上げると紫苑が俺達をみて微笑んでるみたいだ



「それじゃ私は葬式に行くわ」

遠くなっていく背中にありがとうだけを呟き


目的の場所に向かった




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