勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜
「俺はヤる目的で紫苑と付き合ってるわけじゃないんだからな!だからそんな簡単にお前を手放さねぇーよ」
えぇー私の声漏れてた!?
「お前顔に出し過ぎだしすぐ分かる」
そんな私分かりやすいのか?
「紫苑!ほら」
裕が私の前に手を出した
うん!
と言いながら私の手も差し出す
付き合ってからはケンカも多いけどいつでも手を繋いで帰ってた
裕の手は大きくて温かい。
だから手を繋ぐだけで安心するの
裕は知ってた?
私はずっと裕だけを見てきて裕だけを好きだった
いつか離れても私はいつでもあなたの幸せを祈ってる…。