天才ちゃん ×  不良君
「隼斗さん」

あたしの後ろを見るなり、さっきまで恐かった顔が一気に強張って超顔が青ざめていた。



「お前、何やってんだよ」


低くかすれた、『隼斗』と呼ばれた男は少し切れ気味にそう言った。








恐い!
今すぐにここから逃げたい。

だって後ろ振り向けないもん。

すごい冷気を感じる。



周りの人たちもすごい怯えてるし。

あたし、殺される?



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