信じること、信じられること。
アタリマエ
暗闇と背中合わせ
後ずさりしたら飲み込まれる
大丈夫?
自分は見えてる?


不安で押し潰されそうになった夜


ここで寝たらもう
起き上がれなくなるんじゃないか


今の自分は夢の中で
本当の自分はまだ寝てる


自分の存在さえも疑ってしまう


ねぇ、私は本当に生きている?
ニセモノだったりしない?


朝がきて 夜がきて
日が昇って 沈んで
晴れて 曇って
雨が降って 風が吹いて


そんなアタリマエをアタリマエと
思わなくなった今
僕は何を思うんだろう?


名前を呼ばれて自分を知った
影を見つけて光を知った


確証のもてるものがないと
不安になる


自分の存在さえも疑ってしまう


今笑っていて 話していて
時に泣いて 喜んで
喜怒哀楽とか いろんな感情
止める間もなく あふれてくる


そんなアタリマエをアタリマエと
思わなくなった今


僕は何を思うんだろう?


アタリマエはアタリマエすぎて
その存在さえ、時に疑わしくなる


だけど、ほら


君にも分かるだろう?
アタリマエの存在が


見つけられるだろう?
アタリマエの存在を


振り返っても何もない


できる事は、自分を
自分自身の存在を


信じて疑わないことだけ


行けると思った所から
さぁ
走り出して
走り出したらもう止まらないから


吹き抜ける風だけが
自分の存在を教えてくれるから
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