やくざと執事と私【クリスマススペシャル】


「積もりますかね?」



「・・・・そうですね。小夜さんの心のように、綺麗で純粋な白銀色に世界を染めてくれるかもしれませんね。」



「・・・・・・龍一さん。」



「・・・・・・小夜さん。」



「・・・・・・・・・・・大和もいるよ?」



寂しそうにつぶやく組長の言葉を故意に無視しておいて、私と執事は、いつまでも見つめ合っていた・・・・。



メリー・クリスマス!



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