ストロベリー革命
第4章 天花退学!?
天花への想いに気付いてから二週間が経っていた。
その間、二人の関係に変化はない。
天花は直の想いに気付く様子もないし、直も接し方に変わりはないので、二人の関係は友達止まり。
一つ変わった事といえば、直にとって天花と同じ部屋で暮らす事が苦しくなった事実のみ。
ベッドは違えど、近いものは近いし、最近では毎日ドキドキして寝不足気味である。
「はいっ。食べてー」
教室で過ごす昼休み。今、自分の机の上にあるものはお弁当。
それも天花が作ったお弁当。
「……ぇえ?」
「だからー、お弁当作ったから食べてってばー」
弁当箱を開けてみると、意外とまともなおかずが詰まっている。
前みたいにおにぎり弁当とか、スイートポテト弁当とかではなく、お母さんが作ってくれるような普通のお弁当だ。
「天花が作ったの?」
「そうだよー。こないだのお礼ー」
「こないだ……?」
「変態さんから助けてくれたでしょー? そのお礼。だから食べてねー」
その間、二人の関係に変化はない。
天花は直の想いに気付く様子もないし、直も接し方に変わりはないので、二人の関係は友達止まり。
一つ変わった事といえば、直にとって天花と同じ部屋で暮らす事が苦しくなった事実のみ。
ベッドは違えど、近いものは近いし、最近では毎日ドキドキして寝不足気味である。
「はいっ。食べてー」
教室で過ごす昼休み。今、自分の机の上にあるものはお弁当。
それも天花が作ったお弁当。
「……ぇえ?」
「だからー、お弁当作ったから食べてってばー」
弁当箱を開けてみると、意外とまともなおかずが詰まっている。
前みたいにおにぎり弁当とか、スイートポテト弁当とかではなく、お母さんが作ってくれるような普通のお弁当だ。
「天花が作ったの?」
「そうだよー。こないだのお礼ー」
「こないだ……?」
「変態さんから助けてくれたでしょー? そのお礼。だから食べてねー」