ナイト
あたしは空を見上げた。
果てしなく広がる雲一つない綺麗な青空
この大きな地球の中にあたしはいるんだ
不思議……。
なんであたしはここに存在するのか
新しい生活の幕開けにふとそんなことを考えた
一体どんな生活が待ってるんだろう
しばらく空を見上げていたあたしは前を見ていなくてそこに"人がいたなんて"気がつかなかった
「えっちょ…!待って危ないっ!」
自転車に急ブレーキをかけた
"だけど"もう遅かった
ドンッ……!