想い人〜許されないこの想い〜
「うん。椎果は朝いなかったから知らないだろうけど、この時間と六時間目が入れ替わったの!!」

葉月はそう言うと席に戻ってしまった。


「何だ〜?この時間が俺だと並河には問題があるのか?」

クラスの子達が笑う。

「…………いえ。」

《問題ありに決まってる!!自覚したばかりなのにすぐに顔あわせるなんて…

先生の顔見れない…!!》


「そうか。じゃあ授業始めるぞ〜!!」

こうして授業が始まった。
< 18 / 121 >

この作品をシェア

pagetop