想い人〜許されないこの想い〜
「え…先生?
……まさかね。」
だけど声はどんどん近づいてくる。
「あっ!!並河みっけ!!」
「先生…何で…?」
「お前が急に教室飛び出すから追いかけてきた。」
「授業は!?」
「皆には今、プリントを解いてもらってる。
……お前…泣いてたのか?」
そう言って、私の目にわずかに残る水滴を指で拭ってくれた。
「泣いてませんよ…?」
「強がるなよ。
……何で泣いた?俺に話せ。」
心配そうに私の顔をのぞききこむあなた。
《私を……疑うんじゃなくて心配してくれてる…》
そう思うと、再び涙腺が緩んだ。
……まさかね。」
だけど声はどんどん近づいてくる。
「あっ!!並河みっけ!!」
「先生…何で…?」
「お前が急に教室飛び出すから追いかけてきた。」
「授業は!?」
「皆には今、プリントを解いてもらってる。
……お前…泣いてたのか?」
そう言って、私の目にわずかに残る水滴を指で拭ってくれた。
「泣いてませんよ…?」
「強がるなよ。
……何で泣いた?俺に話せ。」
心配そうに私の顔をのぞききこむあなた。
《私を……疑うんじゃなくて心配してくれてる…》
そう思うと、再び涙腺が緩んだ。