想い人〜許されないこの想い〜
「……文化祭の運営係でして…」


「へぇ、そうなんだ。君さぁ、可愛いね!!俺らと一緒に回らない?」


「は?」


「もちろん友達呼んでいいから!!」

ニコニコと笑みを浮かべる男の人。
友達呼ぶ…とかそういう問題じゃないと思う。


「いえ、仕事があるんで…」

少し後退りをする。

すると、男の人は私の手首を掴んで、


「いいじゃん!!仕事なんかさぼっちゃいなよ。他の子がやってくれるって〜」

と顔を近づけた。
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