素直になれない女の子
7.恋は駆け足
朝、私がガッコーに行こうとしたら、目の前を啓太のヤツが歩いていた。
・・・バイクどうしたんだろう。
そう思ってはっとした。
いいじゃん!そんなこと!!
後姿見るだけで、むかっ腹立ってくる。
スンゴイ勢いで私はヤツの隣りを駆け抜けた。
「おい!つぐみ!!」
無視無視。
「待てってば!」
無視無視無視。
「オレが呼んでんだろう!!」
無視無視無視無視。
「少しはオレの話も聞けよ!」
・・・・加速装置!!
「あんにゃろ!元野球部の俊足をなめんなよ」
私達は校門までバス停4駅を全速力で駆け抜けた。
つぐみ「はぁ、はぁ、はぁ・・・。な、・・・なん・・・で、お・・・いかけて、はぁ、はぁ、くんのよ!!!」
啓太「し、っしっかた、はぁ・・・はぁ・・・ない、っだ、はぁろぉ!!」
(解説)
つぐみ「なんで追い駆けてくんのよ!」
啓太「仕方ないだろう!」
(以上)
「言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ!」
私はチョップの形を作って身構えた。
「分かったよ。言うから、お前も聞けよ」
「おう!」
「・・・・・・・じゃなくて」
「だからなん何なのよ」
啓太は、今まで見た中で最も最悪のブッスイ顔をして言った。
「はぁ~。ったく!何を血迷ってこんなオンナ好きになっちまったんだろう・・・」
・・・バイクどうしたんだろう。
そう思ってはっとした。
いいじゃん!そんなこと!!
後姿見るだけで、むかっ腹立ってくる。
スンゴイ勢いで私はヤツの隣りを駆け抜けた。
「おい!つぐみ!!」
無視無視。
「待てってば!」
無視無視無視。
「オレが呼んでんだろう!!」
無視無視無視無視。
「少しはオレの話も聞けよ!」
・・・・加速装置!!
「あんにゃろ!元野球部の俊足をなめんなよ」
私達は校門までバス停4駅を全速力で駆け抜けた。
つぐみ「はぁ、はぁ、はぁ・・・。な、・・・なん・・・で、お・・・いかけて、はぁ、はぁ、くんのよ!!!」
啓太「し、っしっかた、はぁ・・・はぁ・・・ない、っだ、はぁろぉ!!」
(解説)
つぐみ「なんで追い駆けてくんのよ!」
啓太「仕方ないだろう!」
(以上)
「言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ!」
私はチョップの形を作って身構えた。
「分かったよ。言うから、お前も聞けよ」
「おう!」
「・・・・・・・じゃなくて」
「だからなん何なのよ」
啓太は、今まで見た中で最も最悪のブッスイ顔をして言った。
「はぁ~。ったく!何を血迷ってこんなオンナ好きになっちまったんだろう・・・」