地味子な姫が恋した王子様☆
-バシャ-

あれ?

あたしに、かかってない。


「すいません。手が滑ってしまって・・」


あっ、宮澤明菜がずぶ濡れだ。


宮澤明菜とは、
宮澤財閥の令嬢。

私のパパの財閥の下の下。
私をいじめてる主犯。

自分が上だと思ってるらしい・・・

私でも、会社潰せるんだからね!?



「陵様!!陵様こそ濡れてませんか?」


「はい。すいません」


「いぇ。」


あっ、陵。じゃん
なんで??

助けてくれたの?


てか、ホントにいた。


「東條さんも大丈夫ですか?」


「えっ、あ「大丈夫"ですよね?"」


なぜ、宮澤明菜が答える?


「はい」


「ホントに大丈夫ですか?ずぶ濡れですよ?」



「そうで「陵様!こんなブスな子と話してると陵さまの品が落ちますわ!!行きましょ!」



なんだょ・・・

うざすぎる



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