地味子な姫が恋した王子様☆
「私の何がいいの?」


「ん?そりゃ、全部」


全部・・・?!


頭も体も手も足も?



うおっ。 恐ろしい・・・





「そんなバカな・・・」




「まぢだよ。」





まぢかよ・・・!?




「分かった!!でも、ゴメン!!じゃっ」



―――――ガラガラ



私は、この場を立ち去った。




なぜなら、教室の陰から・・・


陵の冷たい視線が私の視界に入ったからだ。






2人共、ある意味恐ろしい奴らだ・・・








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