【短】聞こえないから、もう一回!!
第2音♪
放課後…

バスケットボールが弾む音が響いてる。


「あ〜!!バスケしたい!!

でも我慢、我慢…」


私は女バスの部長を見つけてから体育館に入った。


部長は木暮先輩と話してる。

《待ってようかな…。》


私がうろうろしていると部長が見つけてくれて手招きで呼ばれた。


私は慌てて駆け寄る。


「繭〜どうしたの?制服で!!」部長は目を丸くさせた。


「あのですね……実は…」

私は病気のことを話した。

「ええ!?大変だねぇ…大丈夫?」


「はい!大丈夫です!」

私が笑顔で答えると、隣で一緒に話を聞いていた木暮先輩が


「おいおい!!倉橋が抜けちゃって女バスは大丈夫なのか〜?」
と、からかった。


「大丈夫よ!!ね?繭♪」


「はい!!それに私もすぐ治すつもりでいますから♪」
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