4 X’mas story
だんだんと冷たくなってきた外の気温よりも静かに、クリスはつぶやくように言った。
「お前も一緒にくるだろ」
「え?」
「オレはお前を見込んでるんだぜ。その根性。遠く離れた国からここまで一人でくるだけでも大したもんだ。そしてここでの生活もこれだけ粘ってる。まぁノエルには劣るかもしれないけどな。ただそこにその美貌を足したらお前の圧勝だよ。そんなヤツともし金が腐るほど詰まった船で旅に出られたら、楽しいかなと思ってさ」
むかつくやつだ。
いつもいつも厭味ったらしいことばっかり言ってくる癖に。
こんな不思議な雰囲気の夜に、そんな風に言われたら。
私の金を掘る目的が、金よりも輝いて見えるような気がしてしまった。
「お前も一緒にくるだろ」
「え?」
「オレはお前を見込んでるんだぜ。その根性。遠く離れた国からここまで一人でくるだけでも大したもんだ。そしてここでの生活もこれだけ粘ってる。まぁノエルには劣るかもしれないけどな。ただそこにその美貌を足したらお前の圧勝だよ。そんなヤツともし金が腐るほど詰まった船で旅に出られたら、楽しいかなと思ってさ」
むかつくやつだ。
いつもいつも厭味ったらしいことばっかり言ってくる癖に。
こんな不思議な雰囲気の夜に、そんな風に言われたら。
私の金を掘る目的が、金よりも輝いて見えるような気がしてしまった。