会いたいと思ったから
やっぱり、よく見ると綺麗な顔立ちの坂本さ…深さんは、穏やかな微笑みをあたしに投げ掛けてきて。
それだけで、男子に免疫のないあたしはどぎまぎしてしまう…。
なっさけないこと…!
「あ、えぁ、はい。よろしくお願いします、、、」
まぁ、よろしくって言われても1週間だし、得体の知れないサークル活動してるなんて…正直、今後二度と関わりたくないんだけど。
何度考えてもあり得ないもの!
この世の絶対は、お金よ、お金!
そんな可愛らしいファンタジーに付き合ってなんかいられないわ。
ということで、あたしはみんなから離れると、バイトの仕事に勤しむことにした。