あの丘に…

「この先に私の友人の家があるので、今夜はそこに泊めてもらいましょう。僕が信頼している人ですから大丈夫。」

「はい。」


ノエルは私を抱き寄せていた手を離し、今度は私の手を握って歩きだした。



















「私…幸せだよ。」

「僕もです。」
< 25 / 64 >

この作品をシェア

pagetop