あの丘に…

気が付くと私はどこか分からない暗い牢屋に入れられていた。

すると…








コツ……
  コツ……
    コツ……










誰かが来る…!!!!

私は思わず身を潜めた。


「そこにある服に着替えろ。」

足元を見ると、レースが沢山ついた白色のドレスが置いてあった。

「あ…!!!!!
ノエルは?!
ノエルは無事なの?!
ねえ!!!!!!!!!」

「黙って着替えろ!!!!」

男は怒ってそう怒鳴り、去っていった。

私は黙って男に従った。
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