翼を失くした天使の羽音
「冗談なんかじゃないよ」
トクン。
「一目見た時から、ずっと――」
トクン。
「ずっと、ゆんちぃが好き」
「!」
わたしのハートは、信じられないくらいに大きく。
ドキンっ。
跳びはねたんだ。
やだ、やめてよ。
お願いだから、天人くんが見ている前で……。
そんな、嘘のない瞳で――…
わたしを見ないで――!
「わ……たし、あの……」
ドキン、ドキン。
心臓の音、うるさい。
言葉が……見つからない。
「いらないから」
「え?」
「答えはまだいらない」
彩人くんが、返事に迷っていた、わたしに言った。
トクン。
「一目見た時から、ずっと――」
トクン。
「ずっと、ゆんちぃが好き」
「!」
わたしのハートは、信じられないくらいに大きく。
ドキンっ。
跳びはねたんだ。
やだ、やめてよ。
お願いだから、天人くんが見ている前で……。
そんな、嘘のない瞳で――…
わたしを見ないで――!
「わ……たし、あの……」
ドキン、ドキン。
心臓の音、うるさい。
言葉が……見つからない。
「いらないから」
「え?」
「答えはまだいらない」
彩人くんが、返事に迷っていた、わたしに言った。