2つにわれたチョコレート【完】



爽哉といると、落ち着くから。



その居場所がなくなるのが…嫌われるのが怖い。



「返事は、ずっと待つ。俺が、緋苺以外を好きになることは…ないから」



真剣な瞳。



そんなの…あたし以外をちゃんと好きになって。



そう思ったけど、言えない。



だから…あたしの口からでた言葉は、思ってないこと。




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