2つにわれたチョコレート【完】



忘れていなかったから、爽哉はずっとあたしを想っててくれた、とゆうこと。



そんなに真剣な爽哉を…あたしは、傷つける。



「本当に遅れてごめん。待っててくれてたなら…ありがとう」



あたしが言うと、爽哉は笑って、



「待つのは当たり前だろ。…好きなんだから」



と言った。



顔も赤らめない爽哉に、あたしが赤くなった。




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