2つにわれたチョコレート【完】



いきなり入ってきた爽哉。



高鳴っていた心臓が、いっきに静かになっていく。



「…なに、してんだよ」



怒っている爽哉。



あたしから離れた大地に近よると、

胸倉をつかんだ。



「きゃ…っ!」



小さくあがった、あたしの悲鳴。






ここ、教室だよね…?



なんで、ケンカが始まりそうなの…!?



とめなきゃ…!




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