2つにわれたチョコレート【完】



今はねーのかよ。



爽哉がつっこみをいれて、どこかにいった。



心配もあまりしなくて…彼女失格。



あたしは、ただぼーっと空を眺めていた。



「あ…」



空から視線を戻すと、目の前に大地が。



(あたしを…見てた?)



大地は、今あたしを見つけたようにびっくりした顔をした。



だけどすぐに、他の男子がやってきて笑いだす。



ここに、あたしが

イナカッタカノヨウニ…。




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