2つにわれたチョコレート【完】



ちょっと苦手なタイプだけど。



「ねぇ、苺ちゃん☆

爽哉と付き合ってるんでしょぉ?」


「えっ…」



昼休み、乃愛たちと4人で喋ってたら、いきなり聞かれた。



あたしは周りを軽く見て、うなずく。






やっぱり、みんなが知ってるんだ。



あたしと、爽哉が付き合ってること。



「緋苺? どした?」



辛そうな顔でもしてたのか、アリスがあたしの顔を覗きこんできた。




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