2つにわれたチョコレート【完】



ケータイの窓にでるのは…大地の名前。



急いでケータイをあけて、メールを確認した。



『後で来て』



たった一言のメール。



だけど、心があたたまる。



『分かった 廊下で待ってる

ホームルームの後でいいかな?』



返ってきたのは、了解。



いつもと同じ、一言なのに、頬がゆるむ。



それを必死におさえた。




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