2つにわれたチョコレート【完】



あたしの想いは、大きすぎて、沈んでしまうかもしれない。



沈まないように、大地がその船を支えるの。



大地の好き、で。



両方の好き、であたしたちの想いを、支えるの。



「緋苺…好きだよ」


「あたしも…」



あたしたちは、強く、強く、抱きしめあった。



それは、二人が溶けあうぐらいに。




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