2つにわれたチョコレート【完】



あたしたちが奏でる音色は、小さい音かもしれない。



だけど…

綺麗に、重なり合うんだ。



二人の、大きな想いで。



綺麗な、可愛い音楽が、作り出されるんだ。



愛という、大きな楽器で。



「緋苺がいないと、生きていけないから。

緋苺も、そうなって」



素直じゃなかった、あたしだけの王子様は

あたしだけ、素直になってくれる王子様になりました。




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