2つにわれたチョコレート【完】

その3 カルイ


♪Side 緋苺♪



爽哉クンが言うことは、あたしにとって恥ずかしかったりする。



彼は、思ったとおりに動くから

なにも言えないあたしと違うから。






今も、きっとそうなんだ。



姫って呼びたいのも、そうだったんだろうし。




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