お嬢と執事
彼の力が強すぎたのか私は彼の腕の中へ倒れこんだ。







「ちょっ!何すんの?危ないじゃない!」








「お前が無視すっからだろ?」







「あんた執事でしょ?いいの?」







「執事だからってお前と同じ年だし。いいじゃん。」







「は?馴れ馴れしい!てか話して!」







ずっとコイツの腕の中。





力が強すぎて身動きできない。





「やだ。俺のこと名前で呼んでくれたら離すけど。」





ニヤリと笑った。






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