お嬢と執事



「奏汰?ごめん。怒った?」






「…。」






あ~御立腹だよ。






「ねぇ~奏汰~。奏汰っきゃあ!」






いきなり腕を引っ張られた。





「ちょっ!危ないじゃない!」






「へぇ~よくそんな口聞けるねぇ~。俺にさんざん心配かけて、終いにはからかって。」






うぅ…。






「おっ…おっしゃるとおりです。」






< 117 / 127 >

この作品をシェア

pagetop