お嬢と執事


「もしもし?」





<あっ咲!?>





「そうだよ。」





相手はさっき別れた友達からだった。






<…うっ…グスッ…。>







「どうしたの?なんかあった?」







<りっ…陸君が…っ…死んだ…。>







ぼとっ。







一気に体の体温が冷めていくのがわかった。







「う…そ…な…んで…。」







私の様子に気付いた奏汰が私に近づいてきた。







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