またいつか


──────



「ありがとね。なんか家にまで入れてもらっちゃって。」



私は深春からココアを貰い、お礼を言った。



「いいのよ。それより落ち着いた?」





「うん。」





その時。



私は両親の会話を思い出した。




深春なら……



何か知ってるんじゃ……?
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