LOVE STORY 【完】
「いいんだ、仕方ないさ。それよりも君はどうしてここに?」
「あなたに会いたかったの、ただそれだけよ。」
するとジャックは笑顔で、
「僕も会いたかった。キャシー、こんなこと言ったら神様に怒られてしまうかもしれないけど、僕は君を愛してる」
キャシーの目に涙が浮かび、
「私もよ、ジャックしかいないの、あなたと一緒にいられないのなら、私はあなたと一緒にいられる世界へ行きたい」
そう、キャシーは今日、ジャックと共に死ぬつもりだったのです。
「だめだ、キャシー。君の両親が悲しむよ」
「両親なんて関係ないわ!!私はあなたがいないと生きていけないの」
「僕だってそれは同じさ、だけど…」
ジャックはキャシーの両親を思い、何とかして止めようとします。
「私たちを引き裂く人たちよ?心配する必要なんかないの。」