オオカミ少年
16話 デート
私達は勉強を終わらせ一緒に帰ることになった。
空は、夕焼けで廉と私を優しく照らした。
廉の睫毛が陰になり頬にかかる。
「遊園地、どこがいい?」
と言う質問に少し考え、
「…ディズニーランド」
と答えた。
すると廉は笑って、「ガキかよっ」
と呟く。
「ムカつく!!ディズニーランドは定番だよ!?」
と廉に訴えかけると優しく微笑み、
「…分かったよ」
と言った。
デート当日。
私は飛び切りオシャレをして家を出た。
廉との待ち合わせは駅前。
10分前には待ち合わせ場所についた。
10分って長く感じるけど好きな人を待つ時は短く感じるって本当だ。
待ち合わせ時間、ピッタリに廉が来て電車に乗った。
「ほら」
廉は私に手を差し出した。
「いいの…?」
と聞くと廉は照れくさそうに、
「逸れるだろ」
と言い、強引に私の手を握った。
優しくて温かいけど大きくて固い手。
この手で、もう一度だけでいいから頭をクシャっと撫でてほしい。
空は、夕焼けで廉と私を優しく照らした。
廉の睫毛が陰になり頬にかかる。
「遊園地、どこがいい?」
と言う質問に少し考え、
「…ディズニーランド」
と答えた。
すると廉は笑って、「ガキかよっ」
と呟く。
「ムカつく!!ディズニーランドは定番だよ!?」
と廉に訴えかけると優しく微笑み、
「…分かったよ」
と言った。
デート当日。
私は飛び切りオシャレをして家を出た。
廉との待ち合わせは駅前。
10分前には待ち合わせ場所についた。
10分って長く感じるけど好きな人を待つ時は短く感じるって本当だ。
待ち合わせ時間、ピッタリに廉が来て電車に乗った。
「ほら」
廉は私に手を差し出した。
「いいの…?」
と聞くと廉は照れくさそうに、
「逸れるだろ」
と言い、強引に私の手を握った。
優しくて温かいけど大きくて固い手。
この手で、もう一度だけでいいから頭をクシャっと撫でてほしい。