オオカミ少年
四章 大切な友達
18話 友情
見てしまった。
逞と葵が手を繋いでデートしてるところを。
どうして??
逞が私にした事、知ってるよね??
どうして??
廉への気持ちはそんなものだったの??
その日以来、葵と話すのは何か気まずかった。
「舞、どうしたの?」
いつもと変わらない笑顔で聞いてくる葵。
どうしたのはこっちの台詞だよ。
私は勇気を出して聞いてみることにした。
「…葵、彼氏いるでしょ」
少し動揺して目を泳がせる葵。
何で隠すの??
「逞と手繋いで歩いてるの見たよ」
俯く葵。
何で何も言わないの??
「…葵、逞が私に何してるか知ってるよね?廉への気持ちはそんなものだったの!?」
こんな事、言うつもりは無かった。
しばらくし、葵は大きな声で、
「ごめん!」
と謝った。
意味分かんないよ。
何で謝るの??
「…私、本当は譲れないよ。廉君のこと」
え…?
「…廉君の事、忘れたくて逞君のこと利用した」
廉への気持ちはそんなもの何かじゃなかったんだね…。
逞と葵が手を繋いでデートしてるところを。
どうして??
逞が私にした事、知ってるよね??
どうして??
廉への気持ちはそんなものだったの??
その日以来、葵と話すのは何か気まずかった。
「舞、どうしたの?」
いつもと変わらない笑顔で聞いてくる葵。
どうしたのはこっちの台詞だよ。
私は勇気を出して聞いてみることにした。
「…葵、彼氏いるでしょ」
少し動揺して目を泳がせる葵。
何で隠すの??
「逞と手繋いで歩いてるの見たよ」
俯く葵。
何で何も言わないの??
「…葵、逞が私に何してるか知ってるよね?廉への気持ちはそんなものだったの!?」
こんな事、言うつもりは無かった。
しばらくし、葵は大きな声で、
「ごめん!」
と謝った。
意味分かんないよ。
何で謝るの??
「…私、本当は譲れないよ。廉君のこと」
え…?
「…廉君の事、忘れたくて逞君のこと利用した」
廉への気持ちはそんなもの何かじゃなかったんだね…。