キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
そっちも言わないなら別にこっちは、
あんたの情報には
興味ないッ!!
ある意味、
ほっといてほしいし。
「けどさぁ、
スタートラインがちがくねぇか?」
荒垣光が謎のことを言ったのは、
私が
日誌を出すため、
ドアノブに手をかけた時だった。
私は、振り返りながら・・・・・・
「それってどういうこと??」
そう問いかけたかけた時だった。
―――グイッ。
「こういうことだって・・・・・・」
いきなり腕を引っ張られ、
そして、
耳元で囁かれた。
ちょっ、耳は弱い・・・んだから・・。
「へ!?ンッん・・・!やめ・・・」
そして・・・・・・、
触れ合った唇。