キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
熱が出ちゃった王子様
茄歩はいきなり
昼休みに聞いてきた。
「ってかさぁ。どこまで二人は進んで
るの?もしかしてヤっちゃったとか?」
「ブッ・・・・」
「きったな!!」
私は、
飲んでいた牛乳を吐きだした。
「なわけあるか!!茄歩なに言って
るの!?」
私たちがヤる!?
絶対にありえないもんねーー。
「だってさ、何回キスしたの?光ク・・!」
「名前は出さないでよ!!」
「あっ、ごめんごめん」
私は、茄歩の口を手で塞いだ。
もっと睨まれもしたら嫌だから。
最近の話をすると―・・・・・・。
光は、
なぜか・・堂々と私を誘うようになった。
「快李!!俺やばいんだ!!」
なんて唐突に言ってきて
屋上まで行ったのもしばしば。