キス魔なキミはワケあり甘々王子様①

「光いる~?」

私は、


一つのベットのカーテンを
開けた。



いたいた光が。



「快李・・・遅いんだ、ゴホゴホ」


なにやってんだか。



「悪化するでしょ!?」


私はそう言いながら、

光の背中をさすった。




「かっこ悪いな・・俺」

「え?」

「なんでもない」



なんて言ったんだろ?


熱のせいだろうか。


光の顔が真っ赤になっていた。



「ねぇ、何度あるの?」

「んー?39、・・・・」

「速やかに帰ろうか?」

「はぁ?」



なんで逆ギレ!?


39度あるなら、


帰った方がいいと

思っただけなのに!!


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