キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
今更弁解!?
言われてからじゃ遅いし!!
「なんかさ、勘違いしてねぇか?」
「してないよ!」
「してるだろ?だから怒ってんだろ?」
勘違い?
する部分あった?
なかったよ!!
絶対になかった。
「さっきの馬鹿はさ、お前の料理が
出来ないことを言ったんじゃないぜ?」
「えっ?」
えっと・・、
じゃぁなにに対しての馬鹿だった
の?
「俺は、美味しい料理が食いたいんじゃ
なくて、
快李の料理が食いたいんだけど?」
無邪気にそう言った光。
どうして・・・・・・、
私なんかにそんなこと言うの!?
好きになっちゃうじゃん。
「ははっ。それって褒めてるの?」
きっと、その場しのぎ。
私のために言ったんじゃないよね。
「すっげぇ褒めてるし!ゴホッ。
じゃぁ、よろしく~」
「えっ、ちょっと!!」