キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
よかった。
まだ、学校にいるんだ。
・・・・・・嫌だけど、
しょうがない!
屋上いこっかな。
私は、このときは知らなかった。
荒垣光に本当に弱点があることを・・・・・・。
それを、
今から偶然聞いてしまなんて。
考えにあるわけないよ・・・・・・。
「お、屋上遠いよ・・・・・・」
私は、階段ののぼりがなぜか
とっても、
苦手です。
・・・・・・はぁはぁ。
うん、ついた。
ドアが開いている。
誰かはいるみたい。
「・・・だよなぁ!!」
あっ、
荒垣光の声だ。